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粉瘤を取りました

ご訪問頂きありがとうございます。

先週、背中の粉瘤を取りました。

粉瘤との付き合いは数年になります。
背中を撫で洗いしていたら、吹き出物のようなものに触れました。
ぐりぐりとした芯も感じられました。
私は吹き出物の類は絞らずにいられない悪癖があります。
その時もお風呂から上がってから、どりゃっ!と絞りました。
成果物を目視しようと顔の前に持ってくると…
ギャッ!黒い!
うえっ!くっさーい!
吹き出物とは思えない代物がそこにはあったのです。
何か悪いものに違いないと思い、ネットで検索すると「粉瘤」がヒットしました。

粉瘤と言うのは、皮膚が陥没して袋状になり、中に垢が溜まってしまうものです。
垢ですからやがて臭くなる訳です。
皮膚ですから延々垢を排出し続けるので、絞ってもいずれはまた溜まってしまう。
手術してその袋を取り出さない限り永遠に付き合う羽目になるのです。
手術か~仕事休まないといけないな。
定年退職したら取るか。
そう思って、時々絞ってはくっさーいと顔をしかめる事を続けてきました。
その内にもう一つ背中に粉瘤を発見しました。

ところが先月上旬に読んだフリーペーパーに、中心市街地にあるクリニックの広告が載っていました。
それによると、粉瘤をくりぬき法で日帰り手術可能、保険適用可、となっていたのです。
しかも土日も開業していると。
え、日帰りできちゃうの?保険も効くの?土日もOK?
即、クリニックに電話して予約しました。

予約日にワクワクしながら行くと、その日は診察と血液検査だけでした。ちょっぴりがっかりしました。
粉瘤の写真を取って、医師から説明を受けて手術の意思の確認をされました。
そして血を抜いてと。
そしてオペの予約をして、お会計へ。
お会計で5千円以上かかってびっくりしました。お財布に1万円札が入ってて良かった。
結構血を取られたからかな?そんなに血を抜いたのは会社の健康診断ぐらいなので、自分でお金を払う事は無かったから、分からなかったな。
家に帰って診療明細書を見たら、保険適用外のHIV検査が含まれててびっくり。そんなのお願いしてないよ~
もやもやしましたが、昔見たERと言うドラマを思い出しました。
HIV患者の手当てで看護師が手を切ってしまって、と言う回がありました。
日帰りとは言え手術です。
万が一にも医師や看護師が負傷して私の血液が付着した場合、私がHIVキャリアかどうかは重要な問題になりますね。
まいっか。と納得しました。

先週手術を受けました。
消毒した後に痛みが歯医者程度の麻酔を注射して、すぐに、では始めます、と言われてびっくり。
歯医者だと麻酔が効くまで少し待ちますよね?
ちゃんと効いてるか冷や冷やしましたが、全然痛みませんでした。
結構時間がかかりました。
そして、先生が取れたよ、見る?と言うので見せてもらいました。
ぎゃっ!
結構長い!
幅2mm長さ1cm程の汚い袋がそこにありました。
予想では2、3mmぐらいの深さだと思ってたのに。
先生によるとこの部分の皮膚は結構厚いんだよ、との事でした。
それで芯のように感じられたんですね。
汚いのは中が一度も洗われていないからでしょう。
あー取れてすっきり。
一針だけ縫ったそうです。
シャワーのお湯はかかってもいいけど、湯船につかるのはダメだそうです。
大きな絆創膏みたいなので保護してもらって、受付へ移動しました。
受付では朝晩塗る塗り薬と、朝晩食後に飲む抗生物質と、胃薬と痛み止めのロキソニンを貰いました。
7千円を超えました。お財布に1万円入れておいて良かった。
あれ?カードリーダーがある。
もしやと思って聞いてみると、やはりカード払いができるとの事でした。ラッキー。
楽天デビットカードで支払いました。ポイントゲット!

術後は全く痛みませんでした。
ロキソニンは頭痛の時に流用させてもらおう。

お風呂は半身浴にして、患部がお湯につからないように気を付けました。

問題は薬の塗布と絆創膏貼りです。
背中は絞れても、これらは一人では無理。
母にお願いしました。

一週間そうして過ごしましたが、絆創膏にかぶれてしまって閉口しました。

今日、抜糸してきました。
傷口はきれいに塞がってるそうです。
絆創膏でかぶれたところに塗る軟膏も貰いました。
今日は幾らかかるかな、と思ったらタダでした。
次回の診察を予約して帰りました。

あともう一つ取ってもらえば、粉瘤なし人生になります。
母には面倒をかけますが。
後で何かご馳走しよう。