統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

田舎でも立地次第で車無し生活はできる

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冬の風物詩、白鳥

 両親は免許を持っていません。よって、子供の頃から車の無い生活を送ってきました。
 大学卒業後は車を買ったのですが、数年後に公共交通機関の発達した都市部で一人暮らしを開始、その時に車を手放しました。
 統合失調症を発症した後は、認知機能が低下しましたので、田舎に戻っても車には乗れなくなりました。

 昔は車を所有している家は少なかったですが、現代の田舎は車社会です。一家に一台どころではなく、一人一台ぐらいの勢いです。
 しかしながら我が家は、徒歩20分圏内にスーパーとドラッグストアがあります。自転車で30分走れば、ホームセンターに着きます。
 中心市街地へ向かうバス路線も近く、1時間に2本程バスがあります。
 立地条件は極めていいのです。
 それに今はネット通販がありますからね。スーパーやドラッグストアにない物は、ネットで買えばいいのです。
 こんな訳で、車無し生活が成り立っています。

 買い出しは基本、自転車で行きますが、雨が降ったらマイカー(ト)の出動です。ビニール素材のカートなら、雨も浸み込みません。雪が積もったら、そりに荷物を載せます。昔の冬は、こうやって買い物するのが結構普通でしたが、今は見られなくなりましたね…
 重い物や嵩張る物は、生協の共同購入を利用しています。箱入りのトイレットペーパーのような大物は、班長さんの家ではなく、直接届けてくれます。平日両親が在宅しているからこそ、利用できる手段ですね。

 中心市街地へ出かけるのは月2回。メンタルクリニックへ通う日と、格安美容院からの美術館へ行く日ぐらいです。往復のバス代は月千円と少々。月2回の贅沢です。

 会社の同僚に車を持っていない、と話すと驚かれますが、元々運転が苦手だった上に都市部で十数年運転しなかったので、すっかり運転が恐くなった、と説明しています。

 車を持たないお陰で、税金やら保険やらガソリン代とは無縁で、随分節約になっていると思います。
 出先でも駐車場を探したり、駐車料金を払わなくて済むのも、身軽でいいなと思っています。