統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

フラれて良かったと思う

ご訪問頂きありがとうございます。

 今年のバレンタインにフラれる前、推し同僚さんと目が合う事が増えたように感じ、目が合っている時間が長くなったように感じた頃。
 私は必要とされているように感じると同時に、ある考えが芽生えていました。
 これって見つめられているよね。
 ↓
 好かれている?
 ↓
 この素敵な人の彼女になれるかも?
 ↓
 こんな素敵な彼氏が出来たら、友達に自慢できる!

 彼氏いない年数の長い私は、舞い上がっていました。
 でもこれって、相手への想いではなく、ステータス獲得欲求ですよね。
 フラれたことで、このステータス獲得欲求はぺしゃんこになりました。
 良かったと思います。

 もちろん、フラれた事はとても辛かったです。
 必要とされていない事から、自分の存在理由を見失ったりしました。
 また、何でもない時に目を合わせる事ができなくなった事で、このささやかな幸せを失ってしまったと思いました。
 それは同時に、これこそが一番大事な事だったと気づかされた訳でもあります。

 幸いな事に、再び何でもない時に目を合わせる事ができるようになりました。
 この小さな喜びを大事にしていきたいと思います。

 現在は、推しとそのファン、と関係性を定義しなおす事で、適度な距離を保てています。
 持病のある推しの生存そのものを喜び、期待しすぎる事なく、推しの笑顔を励みに応援する日々です。
 精神的にも安定していると思います。
 たまにウキウキし過ぎますが、落ち着く方法は身に着けています。
 このまま定年まで過ごしたいな、と思います。