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繁忙期に入って、接客部門に短期の派遣さんたちが入りました。
とても気のいい人たちで、お昼休みなどにお話しするのが楽しいです。
昨日のお昼休みは派遣さんたちはいませんでした。
交代でお昼を取るので、一緒にならない事もあります。
代わりに、接客部門の中堅仲良しグループの人達がいました。
彼女たちはグループ内の仲はいいのですが、グループ以外の人とはあまり関わり合いにならないようにしているのです。
私はこれまで人見知りの激しい人たちなんだな、と思っていましたが、昨日、そうではない事を知りました。
休憩室に入って彼女たちに挨拶すると、少し離れた席に座ってご飯を食べました。
私はご飯を食べる時はイヤホンもせず、スマホもいじらずに食べます。
なので仲良しグループのおしゃべりが嫌でも耳に入って来ました。
しばらくはタレントの話とかドラマと思われる何かについて話していました。
しばらくしたら、派遣さんたちについて話し始めました。
派遣さんたちのちょっとした癖や体型をゲラゲラあざ笑ったのです。
こんな性格の悪い人たちだったんだ。
ショックでしたし、げんなりしましたし、悲しくもなりました。
その後はイヤホンをしてスマホに集中しました。
午後になっても沈んだ気持ちのまま、仲良しグループの言葉が耳についていました。
なんでこんなに悲しいんだろう。
隙間時間に考えてみました。
きっと私の事もこんな風に笑ってるんだろうから？
何か違う気がしました。
じっくり考えると、さんざんディスったりマウンティングしてきた昔の同級生を思い出しました。
あの時の気持ちが復活してきているのかもしれない。
○○にディスられたりマウンティングされて悲しい気持ちを思い出して沈んでいるんだね、よしよし。
と、自分によしよししてみました。
悲しい気持ちが和らぎました。
今朝起きて、ふと気が付きました。
職場に石橋をたたき過ぎて壊してしまうぐらい慎重な人がいて、その上話がくどくて回りくどくて長い人がいます。
その人の事がお昼休みなどに話題になる事があるのですが、みんなで笑ってしまうのでした。
そう、私もです。
私も人をあざ笑ってるじゃないか。最低。
まじめに頑張っている人を笑うのはやめよう、そう決めました。
