統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

過労はやっぱり心の病の元ですね

ご訪問頂きありがとうございます。

最近他部署のとある方を見かけなくなりました。
どうしたんだろうと思って係長に聞いてみると、長期休養だそうです。
その後で声のトーンを落として、心の病だそうですと言われました。
そう言えばクライアントから山のように仕事を振られたとかで残業しまくっていると言う話は聞いていました。
過労はやっぱり心の病の元だと思いました。
するとぽろっと、実は私も前職心の病でやめて田舎に帰って来たんですよ、とこぼしてしまいました。
係長は、そうでしたか、とすんなり納得していました。
前職は毎週仕様変更があって1週間で締め切りが来て、毎日終電帰りで土曜出勤だった話をしてあったからでしょう。
そして驚いた事に、
「実は私も心の病になった事があるんですよ。」
と係長もこぼしました。
えーっ
大分前の話だそうですが、過労死ラインを超える残業をしていたそうです。
無理も無いです。
この話はお互い内緒にしようと言う事で話が終わりました。

前述の方は長くかかりそうですね。
私も大分かかりました。
と言うか、どこからを統合失調症の期間と考えていいのか分かりません。
前職の最期の締め切りを終えて、その頃からトイレの流水音に人の声が混じっているように感じていたので、それが最初と考えればいいのかな?
その後も同じ職場から派遣のお誘いはありましたが、同僚からのいじめもありましたので秋に辞めました。
辞めてから気分転換に沖縄の離島へ5日間旅行しましてリフレッシュした気になりましたが、風の音に人の声が混じって聞こえていた記憶があります。
意気揚々と次の職場で働き始めましたが、初日から眠れなくなり間もなく辞職。
その後は短時間しか眠れないのにテンションは高く、小説家になる!と小説を幾つも並行して書き始めていました。(全部未完で、幻聴がひどくなった時にハードディスクを破壊して消失)
家に籠っている時間が増えると、カサッと言う音でも隣人に壁ドンドンされてストレスが溜まり、幻聴も増えていきました。
そうしている内に冬を越え春になりました。
幻聴に追い詰められて絶望的になり田舎へ帰還。
その頃には友人に統合失調症の可能性を指摘されて治療を開始。
夏にようやく幻聴が止まりましたが、その後は陰性症状でぐったり。
冬になって、少しずつ活動量が増えてきて、新聞読んだり雪かきしたり。
徐々に読む文章の量を増やしてビジネス情報サイトを読むようになりました。
それらのサイトでマインドフルネスを知り、日常的に取り入れるようになりました。
春になりインターネットハローワークで仕事を探し始め、今の仕事を見つけました。
こうして見ると、1年半ぐらい回復にかかったのでしょうかね。
完治はしていません。
ワーキングメモリは少し回復しましたが、病気になる前の6割程度です。
まあ50代に突入した事もあるかな。
とにかくメモやアプリでのスケジューリングは必須です。
幻聴はもうほぼ聞こえませんが、睡眠不足が続くと、ん?これ幻聴かも?と思うような事がたまにあるので、睡眠の確保に必死です。
病気になる前より遥かに疲れやすくなりました。
仕事帰りにスーパーで買い出しすると、それだけでぐったりです。

やっぱり心の病はならないに限ります。
皆さま、ご自愛くださいませ。