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バックオフィスグループに新人さんが入りました。
初日のお昼休みに顔を合わせてお互いに自己紹介。
するといきなり、某SNSの登録してくださいと言われました。
いきなりプライベートでつながるのは嫌だったので、それは使っていないと咄嗟に嘘をつきました。
すると今度はSMSを教えてくださいと言われました。
先に断った事に罪悪感を覚えて、これは承諾しました。
初めての会社で色々不安だろうとも思いました。
普段は無口な私ですが、気を遣って色々話しかけたりしました。
それがまずかったようです。
次の日からは他に誰もいなくても必ず隣に座ってくるようになりました。
新人さんはとてもテンション高く話しかけてきました。
切れ目なくいつ終わるのか分からないぐらい、ずっと話しかけてきます。
質問されて答えると、結局自分の話を被せてきます。
困りごとを相談してくるので建設的な解決策を提案すると、それは嫌だと言って拒否します。
そして自分と自分の家族の話を延々してきます。
子供の写真を見せては可愛いでしょ可愛いでしょと、可愛いと言わざるを得ないようにします。
お昼休みが終わると私はぐったりしてしまい、午後は集中力が途切れがちになりました。
それだけではありません。
休憩室に同席するのが若い子達だと黙っています。
若い子達はご飯を食べ終わるとさっさと休憩室を出て行くのですが、その後はマシンガントークが始まります。
ミドルエイジ以上の人が同席だとその人たちにも話しかけるので、分散されるので助かります。
しかしその人たちと居ると
「わたしとだめもんさん、すぐに仲良しになったんですよ」
とか
「だめもんさん、ずーっと仲良しでいましょうね」
などと謎の仲良しアピール。
そんな会ってすぐ仲良くなる訳ねーじゃん。
てか、ずーっとって何?
べったり張り付かれてるみたいで気色悪い。
同意せずに無言を通しました。
すっかり苦手になって、お昼休みが来なければいいのにと思うようになり、朝から気が重くなるようになりました。
休憩室に行かなければいいのでしょうが、電子レンジはそこにしかありませんし、休憩室に行く途中に推し同僚さんに会えるかもしれないと思うと止められません。
情シスで昼休みを取っていると仕事が舞い込んできそうですし。
その都度係長には愚痴っているのですが、状況は変わらないと思うと苦痛に感じます。
そんな日々を送っていましたが、ある日気が付きました。
旧ツイッターはフォローしている人以外の広告も流れてきます。
それは見ないでスクロールしてしまいます。
新人さんの事も広告ポストだと思って、注意を払わずに適当な生返事だけして流してしまえばいい。
そう思い付きました。
ただ思い付きを実行する前に、係長とバックオフィスの尊敬している先輩女子にだけは、こういう事情で新人さんとのお昼休みは淡白に接しますのでと打ち明けました。
すると先輩は、
「そうだってね。他の人達からもテンション高すぎる上に近すぎるから引いてるって聞いてるよ」
と教えてくれました。
引いてるのは私だけじゃないんだ、と安心しました。
それから淡白作戦を実行しました。
初日はマシンガントークは止みませんでした。
二日目。
最初はマシンガントークでしたが若い子達が入って来て止みました。
その後に若い子達が食事を終えて出て行くと、くるっと私に背を向けて黙り込みました。
ほっとしました。
ほっとしたままその日を終えました。
そうしてほっとしたまま連休に突入しましたが、どうした事でしょう。
今日になって、新人さんが「だめもんにいじめられた!無視されている!」と言いふらしたらどうしようと不安になって来ました。
不安を紛らわせようとネットをさ迷っていたら、こんな記事を見つけました。
あーこんな感じだわ。
しっくり来ました。
それと同時に、無口なくせに人に嫌われたくない自分の弱さを見抜いて、へばりついて来たんだなと思いました。
自室で一人になった時に、
「皆に言いふらされて嫌われるのが怖いんだね、よしよし」
と声に出してみました。
ぐるぐる思考が止まりました。
その後に
「皆に嫌われたくないからあの人と仲良くする?いや、あり得ない」
と声に出してみました。
何だか肝が据わりました。
「皆に嫌われたとしてもあの人と仲良くするのは嫌」
と声に出してみました。
決意できました。
ブログを拝読しているちび子さんが毅然と上司に立ち向かったように、私も毅然としていようと思いました。
推し同僚さんにも嫌われたらどうしよう、と一瞬思いましたが。
新人さんの言う事をうのみにするようなら、推し同僚さんはもはや推しではない、と思いました。
と言うか、頭のきれる人なので新人さんを信じないでくれるような気もしないでもないです。
友達は仕事と関係なく友達でいてくれます。
職場では仕事に徹しようと思います。
クールに行きます。