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止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

PCって何歳まで使えるんでしょうね

ご訪問頂きありがとうございます。

 ここのところ、父の年賀状作成を手伝わされて、時間と気力をすり減らしています。
 相互購読しているブロガーの皆様のブログも読めず、イライラも募っています。

 父は89歳です。
 そろそろ年賀状やめたら?と、母が言うと、「俺はちゃんとしている!自分で出来る!」とブチ切れる事を繰り返しました。
 そして毎年私が四苦八苦する事も繰り返してきました。

 今年も父は、意気揚々と年賀状に取り組みました。
「おい、どこに書けばいいんだ?」
 父は新規作成が出来ないのです。
 ワードで「年賀状2022」と言うファイルを作ってあげました。
 年賀状ソフトもインストールしてありますが、そちらは住所管理だけ。あちこち触って元の画面に戻れなくなってしまうので、文面だけでもワードで作ってもらいます。これなら、あちこち触っても入力画面だけは固定ですから。
 はがきの用紙サイズにして、近況をみっちり書きたいだろうから、小さめのフォントにしておきました。

 2週間後、助けてくれ、と言われました。
 見ると、紙はグレーに、フォントは小さくなったり大きくなったり、赤字になったり蛍光ペンで塗られたりしています。
 元に戻してくれと言います。あちこち触ったらこうなったそうです。
 元に戻しました。
 すると、
「今年で最後にする。」
と、やっと言ってくれました。文末にもその旨記載してくれました。

 お次は宛名作成です。
 年賀状ソフトを起動して、まずは宛名を一覧で印刷します。
 これを昨年貰った年賀状と見比べてもらい、必要に応じて修正してもらいます。
 また、喪中はがきを頂いた方には、「ここをカチカチすると『印刷除外』になって、年賀状を出さないようになるからね。」と教えて、設定してもらいます。

 1週間後、宛名が出来たので印刷したい、と言いましたので、印刷開始です。
「紙をこの向きでセットしてね。」
と教えて、実演して見せます。
 そして、印刷開始して、紙の継ぎ足しは自分でやって貰います。

 翌日、何枚か逆さに印刷してしまったと言います。
 そして、失敗した分は、今日郵便局に交換に行く、と言います。
 ちょっと待って。交換しちゃったらどれを失敗したか分からないから、最初に印刷した一覧に印をつけて、と、お願いしました。
 仕事から帰ると、印をつけた、と言います。
 どれどれ、と見せてもらうと、色々書きこんであって、どれか分かりません。
 どれが失敗した分?と尋ねると、あれ?と、本人も分からなくなっていました。
 幸いまだハガキは交換していなかったので、カラーペンで私が印をつけました。

 翌日、ハガキを交換してきたから印刷してくれ、と言います。
 年賀状ソフトを起動すると、10人ぐらいに連続して、印刷除外マークがついています。
 怪しいと思って、「この人たち、喪中なの?」と聞くと、あれ?どうだっけ?です。
 挙句、喪中の人にも出す!一言付け加えるからいいんだ!と、言い出します。
 それは常識無いよ、と止めても無駄。俺がいいと言っているんだ!と、キレます。
 どうでも良くなりました。申し訳ないけど、この人ボケちゃったのね、と思って許して下さい、と言う心境です。
 10人連続は恐らく間違って付けたのだろうと決め、印刷除外を外して印刷しました。

 いよいよ逆さに印刷した人の分を再印刷です。
 プリンターが動き出すと、出てきたハガキを見て、
「なんで印刷してるんだ?」
 いい加減嫌になってきましたが、これさえ終われば解放される!と自分を励まして、やり抜きました。

 これで来年からは解放されます。あー疲れた。

 私が89歳になったらこうなるんでしょうか。
 その時、頼れる人は誰もいません。
 年金生活に入ったら、パソコンはメールとネットサーフィンと、Amazon Primeだけに絞った方が良さそうですね。
 ポイ活もやめようっと。