ご訪問頂きありがとうございます。
最後の月のものから一年経ちました。
多分閉経でしょう。
婦人科で血液検査などすればはっきり分かるでしょうが、そこまでするほども無いかな?と思います。
肩の荷が下りたような思いです。
子供を産まない事を決めたのは、小学校の高学年ぐらいだったと思います。
新聞を読んでいたら、虐待についての記事がありました。
母が私をいじめるのを虐待と言うのだと知りました。
読み進めると恐ろしい事が書いてありました。
虐待の連鎖についてです。
虐待を受けた子供が親になると、その子供を虐待してしまう。だから虐待は良くない、とありました。
私が子供を産むと、自分の子供を虐待してしまうのか。
母にかけられた呪いだと思いました。
呪いを断ち切るために、絶対に子供を産まない、と誓いました。
その決意が揺らいだ事は一度もありませんでした。
一度だけ辛かった事があります。
学生時代にゼミの同学年女子で家飲み(誰かの家に集まっての飲み会)をやりました。
皆散々飲んで充分に酔いが回った頃、誰かが
「私達が生まれてきた意味ってなんだろう?」
と言い出しました。
皆それぞれに考え込んでいました。
私は意味なんて欲しくない、意味からも自由でありたいと思いましたが、黙っていました。
その内に一人が
「子供を産むためだよ、血を繋ぐためだよ。」
と言いました。
すると皆、そうだそれだ!と口々に賛同しました。
私を除いて。
その様子を眺めながら、みんな幸せな家庭で育ってきたんだな、と思いました。
自分が虐待しないと思えるほど幸せに育ったんだな、と思いました。
私だけ異常な家庭で育った異常な人間なんだ、と思いました。
とても孤独で辛く感じました。
まあ、翌日にはそんな気持ちも晴れて、いつも通りゼミ友達とつるんで遊んだり研究で苦しんだりしました。
その後、ゼミ友達は全国に散らばりました。
結婚して子供を産んだ子が大半です。
離婚してシングルマザーになった子もいます。
結婚したけど子宝に恵まれずDINKSな子もいます。
私とは違う理由で独身子無しを選んだ子もいます。
様々な人生を歩んでいますが、SNSや年賀状でゆるーく繋がっています。
たまに同窓会しようと誰かが言い出して、集まったりします。
私自身も2回ほど幹事をした事がありました。
今は統合失調症で認知機能が衰えているので、誰かやってくれないかな?と思っていますが、お子さん達がそろそろ大学受験でしょうから、当分無理かなとも思います。
この友人達には統合失調症になった事を打ち明けています。
症状が落ち着くまでも、社会復帰してからも優しい言葉をかけてもらい、随分励みになっています。
閉経はしましたが、更年期はまだこの先も5年続くんですね。
無理せずゆるゆる生きていきたいです。