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『第三の時効』を読みました

ご訪問頂きありがとうございます。

母は2時間もののサスペンスドラマが好きで、毎日HDレコーダーに録り溜めしています。
土日はそのドラマが一日中流れる事になり、私は他の事をしながらながら見しています。
しかし中には思わず手を止めて見入ってしまうドラマもあります。
横山秀夫原作のドラマもそうです。
第三の時効
「ペルソナの微笑」
「沈黙のアリバイ」
モノクロームの反転」
を見た事があります。
いずれも骨太で俳優の演技と相まって大変見応えがありました。
そしてエンドロールで分かるのが、すべて「第三の時効」が原作である事。
いつか読んでみたいと思いつつ、きっと図書館にあるだろうから定年退職後に借りて読もうと思っていました。

年末年始は家族で録り溜めした2時間ドラマを流し見していました。
「沈黙のアリバイ」も見ました。
兄嫁ちゃんが横山秀夫の本は結構読んでいるらしく、原作もいいよと教えてくれました。
読みたい欲がふつふつと湧き上がりました。
そして先日「モノクロームの反転」も放送されました。
ますます読みたくなりました。
でも図書館で借りると返却期限までに読み終えられるか分からない。
何より職場のお昼休みで読むとなると、紙の書籍だと持って行かないといけないので荷物になる。
どこかの電子書籍ストアで割引クーポンが出ていたら買おうかな?と思いました。

ありました。割引クーポン。20%引き。ソニーのReader Storeであったのです。
ポチりました
3連休で読み始め、お昼休みに読み進めました。
スマホで持ち歩けるのがいいところですね。

映像で見るのとはまた別の世界が広がっていました。
まるで岩にでも齧りつかされているかのように硬質で、ひりつくような緊張感あふれる刑事の世界。
取りつかれました。
仕事中も読みたくて仕方が無かったです。
今日、ようやく読み終えました。
短篇でありながら重厚感あふれる作品群で、一つ一つが2時間枠でドラマ化されるのが納得でした。
もっと読みたくなりました。
今度は長編を読んでみたいです。