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昨日、確定申告を終えました。
事前に準備した事
・ポイントの集計
ポイントは支払いに使用したり、電子マネーに交換したら課税対象になります。
買い物で貯めたポイントは、一時所得。
アンケートやくじ引きなど労務を伴うポイントは、雑所得になります。
混ざると区別がつかないので、楽天ポイントやAmazonポイントは買い物だけで貯め、pontaとdポイント、nanacoはくじや歩行で貯める、と分けています。
各ポイントごとに消費したポイントを円換算してGoogleスプレッドシートに入力して集計しました。sumif関数を使うと、集計が楽ですよ。
・医療機関への通院費を集計
中心市街地での診療には、雨の日や冬はバスで行きます。
このバス代をその都度Googleスプレッドシートに入力しておきましたので、集計しました。スマホにもGoogleスプレッドシートをインストールしてあるので、気軽に入力できます。
・証券会社から特定口座年間取引報告書と配当等の支払通知書を集める
1月の中旬位から、証券会社が用意するので取得しておきました。
・ふるさと納税
楽天ふるさと納税に集中してあります。
楽天ふるさと納税サイトで寄付金控除の証明書の発行を申請。
数日置いてから、証明書をダウンロードしました。
xmlファイル形式です。
・寄付の領収書を保存
寄付金控除があります、と表明している団体に寄付したら、必ず領収書をお願いしておき、保管しておきました。
・前年までの確定申告書をpdf保存しておく
確定申告の最後の方で、完成した申告書をpdfで保存できます。印刷しておいてもいいですが、紙は無くしやすいのでpdfファイルでOne driveに保存しておきました。
・両親のマイナポータルで代理人登録
両親のマイナポータルで、代理人の新規登録をクリックし、私のマイナンバーカードを読み込ませる、と言う流れになります。
こうしておくと、私のマイナポータルで医療費を集計する時に両親の分も集計される、とネットで読みました。医療費の集計結果をpdfで保存しておいて、確定申告の時はそれを見ながら入力する、とありました。
・自分のマイナポータルで確定申告準備をする
マイナポータルに確定申告準備コーナーがありました。
そこに入ると、どの情報をマイナポータルに連携するか選べます。
医療費情報がありましたので、これを選択しました。でも医療費の集計ボタンはどこにもありませんし、pdfファイルの取得もありません。後で分かったのですが、連携するだけでOKでした。
また、楽天ふるさと納税も連携ができるようになっていました。なーんだ。今回は既にxmlファイルを取得済みでしたので、連携しませんでした。
また、幾つかの証券会社もマイナポータルで連携できるようでしたが、楽天証券やウェルスナビは対象外でした。
このコーナーにマイナポータルからe-Taxへ連携するボタンがありクリックしたのですが、e-Taxが表示されるとフリーズしてしまいました。何回繰り返しても同じで、あきらめました。
確定申告開始
いつもは午前中に医療費を集計して午後から確定申告開始するのですが、マイナポータルから自動で医療費が集計されるらしいので、午後から開始しました。
e-Taxのホームページから確定申告特集をクリックし、確定申告書等作成コーナーへ進みます。
作成へ進んでICカードリーダーを使ってマイナンバーカードでログイン。
あれ?毎年なら給与所得の方用のコーナーがあるはずなのに無い。
少し考えて、一時所得とか雑所得を申請するんだから、所得税の申告だな、と思いそれをクリックしました。
そのまま進むと、マイナポータルと連携する画面が出てきました。これで連携すると成功!なぜマイナポータルからの連携は上手くいかないのかは不明です。
連携すると、自分の医療費集計結果をマイナポータルから取得できました。10万円を超えていました。
あれ?家族の分は?と思いましたが、次へ進むと家族の分を取得する画面が出てきました。実行すると、両親の分それぞれ2万円ちょっとが表示されました。
ひゃっはーこれ便利!
先に進むと、毎年見慣れた所得の申告画面です。
まずは株の譲渡益や株・債券の配当の申告から。
取得しておいた特定口座年間取引報告書と配当等の支払通知書を見ながら入力します。
総合課税か申告分離課税か選ぶのですが、マネックス債の配当があるので申告分離課税を選びました。
昨年は楽天証券で個別株を売却したので7万円ほどの利益が出ています。
それを入力。
そしてウェルスナビの取引報告書に従って入力すると、3万円ほどの損が出ていました。
ウェルスナビではリバランスやDeTax機能があるので、損が出る事があるのです。
申告分離課税を選んでいたので楽天証券の利益と相殺できて、課税対象となる利益は3万円ほどになりました。ありがたや。
その下に配当を入力するコーナーがあるので、楽天証券の個別株からの配当と、マネックス債の配当を登録しました。
給与所得は、勤務先の源泉徴収の紙を見ながら入力しました。
残る所得はポイントと、GMO証券でイーサリアムのアップデートで付与されたトークン分です。
雑所得のその他から入力しました。
イーサリアムのトークン分は日本円で付与されたので、これを暗号資産として入力しました。
所得の入力が終わると、控除の入力です。
医療費は既に反映されていますが、バス代と母の膀胱瘤治療器具代を入力したい。修正ボタンをクリックしました。
紙の医療費通知書(だったかな?)を入力するコーナーに進むと、下の方に通知書以外の入力欄がありました。
そこへバス代と、膀胱瘤治療器具代を入力しました。
寄付控除に進むとファイルを読み込むところがあったので、楽天ふるさと納税で取得しておいたxmlファイルを読み込ませます。
すると見事にふるさと納税が反映されました。
あとは他の寄付を手入力しました。
idecoや個人年金保険は会社の年末調整に提出済みでしたので、給与所得を入力した時に入力済みです。
最後に外国税額控除を入力しました。
ウェルスナビの特定口座年間取引報告書を見ながら配当額と、外国所得税額を入力。
それから画面に書いてある通りに3年前までの確定申告の〇番の△にある数値を(あやふや)入力して完了!
これで全部入力完了です。
結果は8千円ぐらいの還付になりました。
やった!と喜んでいると母が、戻ってくるの?じゃあおごって。と言いました。まあ、両親の医療費控除のおかげでもあるので何かご馳走しましょう。
還付金の受取先は、マイナポータルで登録しておいた公金受取口座を選択できました。こうすると、改めて口座番号を登録しなくて済みますね。
最後に今回の確定申告書をデータとpdfで保存するのを忘れずに。
何とか晩御飯ぎりぎりに完了できました。
医療費控除の集計は省けましたが、そこそこ疲れました。