統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

母がキレて動揺したが推しに救われた

ご訪問頂きありがとうございます。

日曜の夜に、些細な事で母がキレました。
寝っ転がってテレビを見ている私の顔の前に物を置いたので、見えないじゃない、と私が言ったら、いきなりキレたのです。
すぐに大人しくなりましたが、心がざわざわしました。
キレやすい母に育てられて、怯える時代が長かったので、刷り込まれた反応でしょう。

老人はキレやすくなると聞きます。
感情を抑える役割の前頭葉が衰えるのだそうです。
と言う事は、これから頻繁に母はキレるのかもしれない。

怯える自分
支配されてたまるか!と憤る自分
これまでやられた事をやり返せ!と怒る自分
これらがどろどろと渦を巻き、どんよりしました。

月曜になっても、どんよりしたままです。
仕事の手が止まり、考え込む事がしばしばでした。
これでは統合失調症が悪化してしまう。
そうなったら、職を失ってしまう。
母を施設に入れよう。
いや、きっと兄がブロックしてくるに違いない。
私が家を出ようか。
等々。

必要な紙のファイルを取りにオープンスペースに行きました。
高い所にあるのを背伸びして取ろうとしたら、推し同僚さんが取ってくれました。
なんて優しいんだろう。感動しました。
優しくしてくれたと言う事実にも感激しました。

するとびっくり。
心が明るく暖かくなりました。
推しは尊くありがたいものですね。

それからはすっかり落ち着きました。
ひどい言い方ですが、非力でみじめで哀れな老人が喚いているだけです。大した事ない。
可愛い言い方をすれば、年老いた小型犬がキャンキャン喚いているようなものですね。
よたよたしたポメラニアンがキャンキャン喚いているところを思い描きました。
うん、怖くない。
うん、大丈夫。

それ以来母はキレませんが、またキレたら推しの笑顔を思い出して、受け流そうと思います。