統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

統合失調症でのワーキングメモリの低下について考えた

ご訪問頂きありがとうございます。

私が通院しているメンタルクリニックの待合室には、沢山の本が置いてあります。
先生がお勧めの本は、平置きしてあります。
先生は認知症を研究テーマにしているそうで、認知症や脳の健康に関する本が多いです。
その中から『ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である』を手に取ってみると面白かったので、自分でも購入して読んでみました。

脳の機能から解説されていて、大変面白かったです。
脳機能をできるだけ保つための方法が色々紹介されていて、実践しようと思いました。

それはさておき、特に興味をひかれたのが、ワーキングメモリにかかわる脳領域の「前頭前皮質」に関する記述です。
この部位は、ストレスホルモンのコルチゾールにさらされると、ダメージを受けてしまうそうです。

統合失調症になるとワーキングメモリ機能(作業記憶、頭の中の一時的な作業を行う作業机みたいな機能)が低下するのは、実感があります。

統合失調症の陽性症状期には、妄想や幻聴で過度のストレスに長期間に渡ってさらされます。
この期間にコルチゾールが分泌されて、前頭前皮質がダメージを受けてしまうのではないかな、と思いました。

本の中で脳に良い習慣として、マインドフルネスが紹介されており、ワーキングメモリにも良い影響がある、と書かれています。
私も寝る前ずぼらマインドフルネスしていますが(寝落ちしてしまう)、当初より5年ぐらい続けている今は、ちょっぴり物覚えが回復したような気がしないでもないです。
(個人の感想です)
心が鎮まるので、これからも続けていくつもりです。

あそうそう、この本自体もおすすめです。
脳トレゲームやダンスなど、老化に対抗する方法が色々と挙げられていておもしろいです。
図書館などで見かけたら、手に取ってみてはいかがでしょうか。