統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

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幻聴は大まかに3種類に分類できると思う

ご訪問頂きありがとうございます。

 相変わらず幻聴についてつらつら考えています。

 幻聴を振り返ってみると、大まかに3種類に分類できると思います。

その1
 注意の範囲に対する脳内言語が他人の声色で再生され、発生場所を体外と誤認しているケース
・ATMの暗証番号やiPod touchのPINコードを入力する際、他人の声が暗証番号を読み上げる。
・自室でレッサーパンダの縫いぐるみを手にすると、「レッサーパンダだ!」と言う他人の声が聞こえる。

その2
 注意の範囲内の事が起点となって始まるが、そこから逸れていくケース
・廃品回収のトラックが通りかかり、アナウンスが「ご家庭内で不要になったテレビ、DVDプレーヤー」等と流れてくるが、「シャンプー・リンス」等どう考えても違うだろうと言う内容に変化していく。
・カフェのトイレにあるオブジェクトに触れてしまうと、「今、何に触ったんですか?」と言う他人の声が聞こえる。

その3
 注意散漫な時に聞こえ始めるケース。これが大半を占めるような気がする。
・ぼんやり壁を見つめていると、ランダムに数字を読み上げる他人の声が聞こえる。
・ぼんやりしている時にスピリチュアルな存在(と自分で定義した)声が話しかけてくる。
・徒歩で移動中に「えーとえーと、あの、あれ?」等、とりとめのない他人の声が聞こえる。

 発生した幻聴に自分で解釈を加え、その解釈に基づいて幻聴が展開していくと言う、無限ループが発生しがちです。

 こんな分類して何になるの?と思われるでしょうが、分類してみると、何か脳の機能に即した理解がつかめるような気がするんです…