統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

アートを見たら胸が苦しくなった

ご訪問頂きありがとうございます。

 昨日は中心市街地に出かけました。
 障がい者アートの展覧会があったのです。
 奔放で自由な作品が多かったです。
 最初は楽しく見ていたのですが、最後の方は苦しくなってしまいました。
 自分の心は自由だろうか?と、自分に問うてしまったのです。

 統合失調症ドーパミンが過剰に分泌される病気ですので、普段から穏やかに過ごすように気を付けています。
 嬉しい事があっても、ほんのりね、と自分に言い聞かせて、喜び過ぎないように気を付けています。
 奔放さとは対極で、心を開放する事はありません。ちっとも自由じゃない、と思ってしまい、苦しく悲しくなってしまったのです。

 重い気持ちで会場を出ると、外はあいにくの曇り空で、寒さも身に沁みます。
 ここ数日の悪天候で、紅葉も散ってしまい、心が晴れる要素が皆無でした。
 沈んだまま、次の目的地に向かいます。

 次に向かったのは、地元の工芸品展です。この田舎にも独自の工芸品があり、その作品が集められていました。
 緻密で研ぎ澄まされた作品が多かったと思います。
 見ている内に、心が落ち着いてきました。

 色んな世界があって、みんな違っていいんだ、他人と比較しなくてもいいんだ、そう思えるようになりました。

 私は心を制御する事で恐怖から解放され、静寂を手に入れて安らげるようになりました。
 その事が幸せです。

 視野を広げて、色々な世界に触れる事は大事ですね。