ご訪問頂きありがとうございます。
今日は地元の美術館に行ってきました。
都会の美術館と違って、田舎の美術館は閑散としていて密にはなりません。対策をしっかりとれば感染の心配はないと判断しました。ワクチンも2回接種済みですからね。
マスクは標準装備。手指のアルコール消毒もしっかりしました。
万が一にもクライアント社員に遭遇してもバレないよう、帽子を目深にかぶりました。見つかったら、不要不急の外出するとは!ってなりますから。
昔は、絵を見る事は真剣勝負だと思ってました。
絵の世界に入り込んで、描かれた物語を読み解いたり、作家の思いを汲み取るのだと、意気込んで鑑賞していました。
統合失調症を発症してからは、何と言うのか、脳の解像度が下がった感じです。
絵の世界に近付けず、頭の中に入ってこない感じです。ちょっと一歩下がった感じです。
最初の頃はそれが悲しかったのですが、今は、それならそれなりにほわっと楽しめればいいや、と気持ちを切り替えています。
企画は美術館オリジナルらしく、収蔵品と他県から借り受けた作品を織り交ぜて展示されていました。
私の好きな作家の作品があり、やっぱり見惚れてしまいました。
他にも、私でも知ってる著名な作家や、初めて出会う作家の作品も沢山あって、見応えがありました。
とても満ち足りた時間を過ごせました。
勢い余って2千円の図録を購入してしまいました。でも、生涯の友となる本ですから、後悔はありません。きっと晩年も見返して、今日を思い出す事でしょう。