ご訪問頂きありがとうございます。
弊社はバックオフィス業務や接客業務も受託しています。
バックオフィス部門は、情シスと連携する事が多く、人の行き来が多いです。
A子さんは2年前に接客部門から、バックオフィス部門へ移動した、60代の方です。
時々忘れたりミスしたりしますが、てへぺろで済まして、繰り返します。
それでも度重なる人事異動で、バックオフィスで一番経験の長いベテランとなりました。
A子さんはちょくちょく情シスにやってきて、愚痴ります。大抵は書類を届けるついでですが、時折空手でやって来ます。
B男は仕事が出来ない。あいつには仕事を任せられないから、私がチェックしないといけない。仕事が増えて大変だ。
最近異動してきたC子さんは仕事が遅い。彼女の分も仕事しないといけないから大変だ。チェックもしないといけないから、負担だ。
でも、A子さんがしょっちゅう居眠りしているとの目撃情報を、あちこちで耳にします。
また、C子さんからは、A子さんから教わると、毎回違う事を言うので戸惑ってしまう。言われた通りにやると、クライアントからミスを指摘される。そう言う時、A子さんは知らん顔してフォローしてくれない。と、愚痴をこぼされます。
A子さんは接客経験もありますので、接客部門の若い人達の事も、仕事がなってないと愚痴ります。あんな人達と仲良くしたいと思わない、と言います。実際、お昼休みに一緒になっても、彼女たちを無視しています。
A子さんが愚痴っている時、私は「そうなんだ」「なるほどね」と、無難な相槌を打つようにしています。
「そうだね」とは言わないように気を付けています。
A子さんが他の人達の問題点をリーダーに相談した時、リーダーは「うーん」と言ったそうです。A子さんはリーダーの「うーん」を同意と取って、リーダーも私と同じ意見だと言っていました。
うかつに「そうだね」と言ったら、「だめもんさんも私と同意見だった」と他の人に伝えそうで怖いです。
私のそういった相槌も気に入らないらしく、「あなたは情シスに籠ってるから分からないだろうけど」と、苛立たしげに言われます。
何が一番辛いかって、A子さんが愚痴る時の口調がとても憎々しげな事です。
負のオーラを浴びせられてしまうと、彼女が去った後に仕事に戻ろうとしても、集中できなくなってしまいます。
どうして自分を振り返らないのだろう。どれだけ人を憎めるのだろう。私の事も、他の人にこんな風に愚痴っているかも、等々。
あまり関りになりたくないですが、他に愚痴る相手もいないらしいので、彼女は相変わらず足しげく情シスにやって来るでしょう。
辛いなぁ。