統合失調症はダウンシフトの夢を見る

統合失調症はのらくら生きたい

止まない雨の中を合羽を着こんで歩いてく

気持ちが上がり過ぎるのも良くないみたいです

ご訪問頂きありがとうございます。

 温泉滞在中はのんびりしていました。温泉につかったり、ごろごろしたり、山並みや木立を眺めたり、ネットサーフィンしたり、電子書籍に読み耽ったり。
 統合失調症も大人しくしてくれていました。

 こう書くのは、4月中はたまに幻聴があったからです。一言だけですが、周囲に誰もいないのに聞こえたりして、びくっとしていました。
 年次集計は大変ではありましたが、精神的に追い詰めてくる人が居なかったので、例年よりは気楽だった。それなのに何故?

 あれこれ考えたのですが、4月に入ってからこの地方も花盛りを迎え、朝の通勤時間はうっきうき浮かれていました。
 花が咲いていると、心の中で花に挨拶する癖があるのですが、今年はそれに加えて”感謝キャンペーン”を開催していて、花にも感謝してみていたのです。
「咲いてくれてありがとう!」とお花に感謝すると、ぱーっと幸福感に浸れて、嬉しくて繰り返すようになっていました。
 もしかするとこの時、ドーパミンが分泌されていたのではないかと思うのです。で、幻聴につながったのではないかと。

 健常者でしたらどうと言う事もないのでしょう。
 けれど、ドーパミンが過剰に分泌されて症状が発生する統合失調症ですから、ぱーーっと頭の先から爪先まで浸るような幸福感と言うのは、過剰なのかもしれません。
 穏やかにほんのり喜ぶぐらいが丁度いいのでしょうね。
 何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし、と言う事で、例年のように挨拶程度にとどめようと思います。